スタッフブログ
2026-02-03:地域とともに35年、グリスポ、次のステージへ
「ガア、ガア(おはよう)」
「ガア、ガア(今日も寒いね)」
毎年、冬になるとTAC取手グリーンスポーツセンター(グリスポ)の遊水プール(屋外プール)には、どこからともなく沢山のカモたちが飛んできては、プールで泳いだり、日陰で羽を休めたりしています。50mプールとトレーニング室では、今日もたくさんの利用者様たちが、いつもと変わらず朝からトレーニングに励んでいます。
皆さん、こんにちは。健康相談室の永松です。私が担当させて頂くスタッフブログも、今回が最終回となりました。ご存じの方も多いと思いますが、グリスポは取手市が所有し、指定管理者によって運営されています。指定管理者は取手市によって5年ごとに選定されますが、現指定管理者である私たち「TAC・HBS・アクアライフグループ共同事業体」は、2026年3月末をもって、これまで3期、15年間続いた指定管理期間を満了し、4月からの新しい指定管理者にバトンをリレーします。そこで、今回のスタッフブログでは、これまでのグリスポと健康相談室の歩みについて、振り返ってみたいと思います。
取手市立取手グリーンスポーツセンターは、高度成長期の1990年4月に、取手市民のスポーツ及びレクリエーションの普及振興を図り,健康で文化的な市民生活の向上に寄与するために開館しました。開館当初は取手市の直営でしたが、2006年以降は指定管理者制度が導入され、2011年からの2期目以降現在まで「TAC・HBS・アクアライフグループ共同事業体」が指定管理者として、グリスポの運営を行ってきました。
グリスポ2階のトレーニング室の隣にある健康相談室は、「TAC・HBS・アクアライフグループ共同事業体」を構成する団体のひとつ、水中運動の第一人者として知られた筑波大学名誉教授の野村武男先生が2003年に設立した、特定非営利活動法人つくばアクアライフ研究所がプログラムを担当してきました。
つくばアクアライフ研究所は、「水とスポーツに関わる全ての人々に対して、水とスポーツに関する情報や技術を提供する事業等を行うとともに、健康増進・医療・福祉に関する幅広い分野における研究及び教育の普及活動とスポーツの文化としての振興を目指し、人々が心身ともに、より健康に暮らせる社会づくり及び地域の活性化に寄与すること」を目的として活動しております。この理念に則り、グリスポでは「健康水中運動教室」を始めとする水泳・水中運動のレッスンや健康相談を行ってきました。
2023年9月に私がグリスポに赴任してからは、それまで行ってきた健康相談の中で、個々の利用者様の状態に合わせた個別運動指導を始めました。一人ひとり個別に対応することで、グループレッスンではみることが難しい、利用者様の要望に寄り添うことを心がけてきました。公共施設での個別運動指導は全国でもあまり例がなく、2025年4月には運動指導者の雑誌の記事として、全国に紹介されました。
今日まで2年半の期間に、個別運動指導には、未就学児からご高齢の方まで、延べ2,000回に近いご利用がありました。個別運動指導を受けて、元気になって帰っていく利用者様の姿を見て、このプログラムをやってきて本当に良かったと思います。
春がくるとカモたちは、冬の間休めた羽を羽ばたかせ、またどこかへ飛んで行きます。そして、来年の冬も、きっとまたグリスポに戻ってきてくれることでしょう。これまで、長い間一緒に運動をしてくださり、ありがとうございました。どうか、健康に気をつけて、運動を続けてください。またどこかで、元気な皆様とお会いできるの楽しみにしています。
参考資料




